株を購入するにあたって今でもわかないのが購入するタイミングと売却するタイミングです。
売却するタイミングは配当金を得る投資を選んだことで購入したら保有し続けるという戦略を取っているので解決しましたが購入するタイミングそうではありません。
購入しないと始まらないですがそれを解決する方法としてSBI証券の特徴の1つとして外国株の定期買付サービスがあります。
定期買付を行うことで感情をなくして強制的に購入することができるので資産を形成していく投資手法にはおすすめなサービスです。
今回の内容としては2019年8月からSBI証券を活用した外国ETFの定期買付を実際に行ってみましたのでその報告をさせていただきます。
こんな方におすすめ
- 株式投資の中でも外国ETFを始めようと思っている方
- 外国ETFを効率よく投資出来る方法を知りたい方
- なるべくほっといて資産運用したい方
- 将来の資産形成を今考えている方
実際に行った手順だけでなく併せて選んだファンドとその理由、現在の状況に関しても併せて解説いたします。
資産運用としても非常におすすめな投資法ですのでこれら投資を考えている方は参考になれば幸いです。
目次
外国株を購入するならSBI証券
まず株式投資をこれから始める方が準備すべき証券口座は2択になります。
1つは楽天証券
もう1つはSBI証券になります。
基本的にこの2つの証券会社のどちらかで口座を開設すれば間違はありませんのでどちらも非常におすすめです。
今回はその中でもSBI証券のメリットとして「米国株・外国ETFの定期買付サービス」がありますので今回の内容はこのサービスを活用し実施した報告になります。
この定期買付サービスとは投資信託や積立NISAのように好きな日付、曜日などを設定することができます。
そのため、こちらから購入の手続きをしなくても自動的に購入してくれるサービスになります。
これはSBI証券の特徴なっておりますので今後外国ETFの定期買付を考えるのであればSBI証券を開設しましょう。
外国ETFの定期買付がメリットな理由
資産を効率的に形成していく手法としては定期買付は非常に理にかなった投資手法となっております。
ただし将来的に成長していく市場。
例えば米国株式市場などに投資した場合になりますのでご注意下さい。
SBI証券の定期買付サービスのおすすめすべき理由についても2つの観点から紹介させていただきます。
手数料が安くなり身近なサービスになった
実は元々米国株・外国ETFの買付手数料というのは今と違い最低5ドル必要でした。
そのため最低でも000ドル単位で購入しないと手数料で赤字になってしまう手数料負けしてしまう状況がありました。
これまで定期買付サービスの利便性は感じていましたが最低1000ドルという金額のハードルが高くメリットを感じないものとなっておりましたが変化が訪れます。
それは2019年7月22日より最低5ドルだった手数料が0ドルに引き下げられた為、金額のハードルがなくなり誰でも利用できるサービスとして非常に身近なものとなりました。
定期買付を行うことで精神的負担が軽減できる
定期買付以前に外国ETFが非常に優れた投資手法ということは以前にも紹介させていただきました。
こちらの記事でETFがおすすめな理由について解説しております。
おすすめのファンドも紹介しておりますので是非ご覧ください。
外国ETFの主なメリットとして
ポイント
- 少額の資金で分散投資が可能
- 信託報酬が投資信託よりも低い
- 成長市場に投資することでドルコスト平均法の恩恵を受けられる
このようなものが挙げられます。
ただ、冒頭でもお話しましたが株式投資で1番難しいと言われているのが売買のタイミングと言われております。
特にETFのように市場全体と連動しているような金融商品に関しては市場の影響を受けやすく売買するタイミングが更に難しくなってきます。
株式投資には機会損失という言葉があるように価格が高くても低くても購入しづらい心理があり結局買えず儲ける機会を失ってしまうことがあります。
購入するタイミングを定期買付で自動的に行うことでそのような機会損失をなくすことができ、検討時期を考える手間を省くことがで精神的負担を軽減することできる点は大きな特徴です。
このことから効率的に資産を形成していく投資手法として外国ETFの定期買付は投資信託と同様に手間を省くことができるので非常に優れた投資手法だと言えます。
SBI証券での定期買付の手順
SBI証券で購入する為にはまず外国株式口座が必要になってきます。
こちらの記事で手順について解説しておりますのでまだの方はこちらも併せてご覧下さい。
大体1〜2週間くらいで開設できると思います。
そもそもSBI証券がないと外国株式口座も開設できませんのでまだの方はこちらから登録ください。
続いて購入したファンドについて紹介していきます。
選択したファンドとその理由
今回4つのファンドを選び、今後定期買付を行なっていくますのでその選択した理由について紹介させていただきます。
基本的な考え方として右肩上がりで成長しているファンドで配当金にも期待が出来るものを中心に長期的に保有できるファンドを選定しております。
HDV (iシュアーズコア米国高配当株ETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約3.2%となっており、名前の通り米国高配当銘柄のみ75銘柄で構成されております。
構成業種として
ポイント
1位:エネルギー
2位:生活必需品
3位:ヘルスケア
日常生活に関連した銘柄を中心に構成されてあることから比較的安定傾向が強いと言われております。
VOO(バンガードS&P 500ETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約1.9%でS&P500の銘柄で構成されているETFになります。
構成業種として
ポイント
1位:情報技術
2位:ヘルスケア
3位:金融
特に情報技術が全体の3割を占めていることもあり米国経済の現状を表している企業が多いです。
VTI(バンガードトータルストックマーケットETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約1.8%で米国株式市場の銘柄をほぼ100%カバーしている為、投資対象は3500銘柄もあり米国経済そのものに丸ごと投資をしているのが特徴です。
構成業種として
ポイント
1位:テクノロジー
2位:金融
3位:消費者サービス
こちらも米国経済全てを網羅していることになるので非常に現状が表れていることがわかります。
VYM(バンガード高配当株式ETF)
10年間のチャートはこちらになります。
配当利回りは約3.5%で、米国高配当株400銘柄以上と幅広く分散して投資していることが特徴です。
構成業種として
ポイント
1位:金融
2位:一般消費
3位:ヘルスケア
こちらも高配当株中心にも関わらず安定的な企業が多いので景気にあまり左右されないことがわかります。
以上の4つのファンドを購入しました。
高配当を中心としたファンドに関しては安定的な銘柄構成をしているファンドとなってます。
また米国市場全体が右肩上がりに成長している市場なので市場全体に投資が出来るファンドと2つの考え方でポートフォリオを組んでおります。
この2つ視点から選出した結果この4つのファンドを選ばせていただきました。
その為、主に成長でのリターンを得ようと考えておりますがその補填として配当金という立ち位置で考えておりますのでより安定的な銘柄を選んだ次第になります。
今後の展望
現在は毎月15日購入するように設定しておりますので月におおよそ約10万円くらいを外国ETFに投資していきます。
今後の戦略としては市場全体の成長で資産を形成していき、配当金でキャッシュフローを作っていくことで将来のセミリタイアへ向けてお金のなる木を植えていきます。
現在の状況としては約80万円分保有しておりますので年末に150万円まであと70万円分買い足していきたいと思います。
時期と購入数を決めるだけで後は勝手に購入してくれるので入金できるお金さえあれば自然に資産が形成できるという仕組みになります。
また外国ETF以外にも国内高配当銘柄もSBIネオモバイル証券を活用して定期購入行っております。
こちらでも月に約20万円くらい投資している状況です。
実際に購入している銘柄のポートフォリオもこちらの記事で公開しておりますので併せてご覧ください。
資産を増やすだけでなく配当金でキャッシュフローも増やしていきます。
まとめ
今回の内容としましては外国ETFの定期買付の実施しましたのでファンドと現在の状況を報告させていただきました。
ETFは投資信託と違い市場成長性だけでなく分配金を得ることができる投資手法となっております。
通常の金融商品ではこのような配当金がでるものは資産価値の成長を見込まれないものが多く、資産を切り崩しての配当金が多い状況です。
しかし、右肩上がりをしている市場に投資出来るだけでなく配当金ももらうことのできる投資手法は外国ETFでは実現することができます。
効率的に資産を形成する手法としては非常に推奨させていただいております。
SBI証券ならではの特徴なの是非これを機会にSBI証券で外国ETFの定期買付を始めてみてはいかがでしょうか。