

皆さんは不動産投資と聞いてどのようなイメージがあるでしょうか。
ダイレクトメールやいきなり電話などで勧められることがありますのであまり良いイメージは無い方も多いと思います。
確かにそのようなところで不動産投資を始めてしまうと損してしまう可能性は非常に高いですが上手く活用すると資産を形成できる手段です。
今回の内容としては不動産投資の仕組みやどのようにお金を稼ぐのかその方法について初心者でもわかりやすく解説していきます。
特にサラリーマンにもおすすめな投資となっておりますのでその点も詳しく紹介していきます。
不動産投資には正しい知識が必要になってきますので今後始めようと思っている方は是非参考にして下さい。
こんな方におすすめ
- 不動産投資に興味を持っている方
- 将来的に不動産投資を始めようと思っている方
- 給料以外にも別の収入源を作ろうと考えている方
上記の項目で1つでも当てはまりましたら是非最後までご覧下さい。
それでは早速紹介していきます。
不動産投資の仕組み
不動産投資で資産を形成するには2つの方法があります。
この図にも記載してありますように
ポイント
①家賃収入を得ることを目的としたインカムゲイン
②不動産を購入した金額よりも高い金額で売却して利益を得るキャピタルゲイン
主にこの2種類があります。
ただ、②キャピタルゲインは株式投資ではおなじみの方法ですが不動産投資で実践しようと思うと非常にハードルが高いです。
その理由として立地のいい物件を購入しない限り年々評価額が下がってしまう傾向あります。
また、流動性も低いので売却するまで時間がかかるのでこのような特長からキャピタルゲインでの収入は初心者では非常にハードルが高いです。
そのため、投資の中でも株式投資のように何度も売買することで利益を得ることは難しく長期的な投資手法となっております。
このことからも一般的に不動産投資で資産形成を考える上では①インカムゲインを目的に行うことが多いです。
家賃収入としての不動産投資
紹介したように基本的に不動産投資を考えるのであれば家賃収入を目的としたインカムゲインをおすすめします。
ただ、この図にもありますが不動産自体が高額なものが多いので、銀行からお金を借りてそのお金で不動産の購入する必要があります。
そのお金で購入した物件の入居者さんから家賃をもらい、そこから銀行への返済や諸経費を引いて残ったお金が収入になります。
特徴としては入居者がいなくならない限り安定的に収入を得ることができます。
注意点としては建物自体が年々劣化していくので物件のメンテナンスが必要になりますのでこれ以外にも費用は掛かってしまうので注意が必要です。
ただ、会社員のように自分が働かなくても物件という資産で稼ぐことのできる不労所得として注目を浴びております。
不動産投資のメリット
主なメリットについては下記の通りです。
メリット
- 銀行にお金を借りてレバレッジを効かせて少額からでも投資が出来る
- 働かなくても収入が入ってくる(不労所得)
- サラリーマンなど他に働いている人でも出来る
- 節税対策(所得税控除)
- 現物資産なのでインフレリスクに強い
投資として考えるなら不動産投資は非常に優秀な投資手法になります。
特にサラリーマンとの相性は非常にいいです。
その理由としては
ポイント
①時間に縛られず始めることが出来る
②特別な資格は不必要
③サラリーマンという信用があるので銀行から融資を受けやすい
時間や資格に縛られることがないので副業としても非常にお勧めです。
特に銀行から融資を受けやすくなる点に関しては個人事業主やフリーランスだと銀行からの信用を得られにくいので信用を得られやすいサラリーマンは有利です。
基本的にお金を借りて出来る資産運用というのは信用取引以外には不動産投資しかありませんので元手がなくても始めれるのは大きなメリットとなっています。
そのため実際に不動産投資をされている方の多くがサラリーマン or 始めた頃はサラリーマンだったという特徴もあります。
不動産投資のデメリット
非常に優秀なメリットの一方でヘビーなリスクもあります。
主なデメリットとしては
注意ポイント
- 空室のリスク(収入が下がる)
- 流動性が低い(すぐ売れない)
- 災害のリスクがある
- 建物の老朽化による資産価値の低下
- ぼったくり業者が多く騙されることが多い
ワンルームにしても1棟にしても購入する際の金額が大きいのでそれだけ大きく損をする可能性はあります。
特に気をつけていただきたいのは1番最後に書いたようにぼったくり業者が多いことです。
冒頭でも記載致しましたがダイレクトメールや電話などで紹介される不動産投資は99%ぼったくりだと思っても言い過ぎではありません。
利益にならないような物件を良い物件と思わせて購入させるのが不動産営業マンの仕事なので不動産投資を始める際はまずしっかり勉強してから始めましょう。
ちなみに多額の現金が必要ということでデメリットとして紹介させていただきましたが比較的少額で始めることが出来る不動産投資もあります。
それが戸建て不動産投資になります。
実際にこちらの記事でも不動産投資初心者のサラリーマンならまず戸建て不動産投資を始めるべき理由を紹介しております。
ご興味があれば是非ご覧下さい。
不動産投資の考え方
先ほど紹介したように投資なのでもちろんメリット、デメリットがあります。
不動産投資において自分がどのくらいのリスクを許容できるのか把握するのは非常に重要なことです。
参考にですが数ある投資の中でも不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンの投資だと言われております。
他の投資と比べて不動産投資の立ち位置を表で表しております。
立ち位置としてはFXと株式投資の間くらいに位置付けられております。
初期費用が大きいので株やFXなどと比べても馴染みがない投資に感じますが、正しく投資することで効率よく資産を形成することができる投資手法になってます。
また、不動産投資に重要になってくるの指標の1つが利回りです。
例えば、1200万円の物件を購入し、その物件を1ヶ月家賃10万円で貸し出した場合、年間の収入は120万円になります。
1200万円で購入した物件が1年間で120万円という物件価格の10%の収入を得ることができので利回り10%と表すことが出来ます。
(利回り=年間の家賃収入/物件購入価格)
どのくらいの数値だとお得、損というのは土地の条件だったり物件の規模によって変わってきます。
そのため一概に数値だけで判断はできませんが、今後物件を探していく中で最も重要な指標になってくるので覚えていてください。
その他の投資についてリスクとリターン別に紹介している記事がこちらになります。
不動産投資以外の投資にも興味がありましたらぜひこちらもご覧ください。
不動産投資を始める際の課題
これから始めようと思われる皆さんが恐らく苦戦するであろう内容について私の実体験から紹介させていただきます。
今後不動産投資を進めていく中で主にこのような悩みがでてきますので参考に紹介致します。
注意ポイント
- 融資に関して→希望の条件で貸してくれる銀行があるか
- 購入価格の予算→自己資金もある程度必要になるので準備できるか
- 土地条件にあった利回り→探してみてわかるがいい物件はあまりない
- リフォーム→どこまでお金をかけるべきか安く出来る方法
- 管理会社に関して→管理費や入居にどれだけ力を入れてくれるか
挙げたらキリがないですが主にこのようなところで悩むのではないでしょうか。
その中で特に融資に関してですが土地や建物の築年数によって貸して貰える金額が大きく変わってきます。
築古で郊外の物件で考えた場合、この条件だと頭金を多く入れるか元々不動産投資で実績がある人じゃないとなかなか難しい条件になっています。
おそらく最初にぶち当たる問題が融資についてだと思うのでその記事も出来次第更新させていただきます。
まとめ
今回の内容として不動産投資についてどういう仕組みなのか、またメリットとデメリットについて紹介させていただきました。
私見にはなりますが不動産投資は非常に優れた投資の1つだと思います。
融資を受けることが出来れば少額で始めることができ大きな利益を不労所得として得ることが出来るのでメリットが大きい一方でリスクも大きい投資手法になります。
特に初心者の方は戸建て投資をお勧めしておりますのでこちらも是非併せてご覧下さい。
ただ上記で説明したデメリットのほとんどは自分の努力と工夫でなんとかなるものばかりです。
そのため、1番気をつけなければならないのはぼったくり業者から騙されることだけはその後努力と工夫も為す術もなく終わってしまいます。
大手の会社でも収益が出ない物件を勧めてくるのでその物件が本当に優良なのか自分で判断する必要があります。
不動産投資を行う上で重要なのが必要最低限の知識をつけることが重要になりますので引き続き一緒に勉強していきましょう。
今後勉強していきたい方はこちらの本が非常に有名で多くの方が読まれているので是非ご興味があればご覧下さい。