「ふるさと納税がお得ってよく聞くけどなんで?」
「仕組みがイマイチわかないからなかなか始めれない…」
「具体的にどうお得になるのか知りたい!」
ふるさと納税という言葉はよく耳にしますが、仕組みや具体的にどのくらいお得なのか理解している方はそこまで多くないのではないでしょうか。
実際にまだ始めたことが無い方はどのくらいお得なのかイメージができないのでやっていないという方も多いと思います。
そこで今回はふるさと納税について仕組みから具体的にどのくらいお得なのか紹介します。
こんな方におすすめ
- ふるさと納税の仕組みや制度を理解したい方
- ふるさと納税を始めようと思っている方
- 会社員として働いている方
- ふるさと納税の活用方法を知りたい方
税金が控除されて美味しい食べ物や飲み物などがもらえるとざっくりした理解だけでなく具体的にどのくらいお得になるかの解説しますので参考になれば幸いです。
以前Twitterでこのように呟かせていただきました。
ふるさと納税は全員必ずすべき制度。
・来年度の住民税控除
・実質自己負担額は2千円
・ポイントサイト経由で更にお得上限額が5万円の人の場合。
ふるさと納税で1万円寄付しても5万円寄付しても実質自己負担額は2千円。毎年上限額ぎりぎりまで寄付すべき超お得制度。
— 成り上がりサラリーマン@副業と投資で2022年までにセミリタイア (@nariagari_blog) 2020年1月19日
特にサラリーマンの場合は節税する方法が基本的には少ないのでふるさと納税を活用することで税金対策になるので非常におすすめです。
目次
ふるさと納税とは
まずはふるさと納税について紹介させていただきます。
ふるさと納税について
簡単な流れについてはこちらをご覧ください。
ふるさと納税とは「納税」という言葉がついておりますが、実際には都道府県、市町村への「寄付」になります。
こちらの図のように寄付する市町村を後ほど紹介するふるさと納税サイトで調べてそこに寄付することで返礼品を受け取ることが大きな特徴です。
さらに税金面でも優遇されるのでお得に節税できる制度となっております。
ただ、気をつけなければならない点として年収によって1年間に寄付できる上限額が決まっているので調べることが必要です。
上限額についてはこちらでお調べすることができますのでご覧下さい。
今年(1月〜12月)の年収で上限額が決まるため、正確な金額を把握するには年末にもらえる「源泉徴収表」または「確定申告書の控え」を用意する必要があります。
ただ、今年の年収ということもあり職種によっては年末まで正確な金額が分からないことが多いと思います。
おおよその年収を入れれば大体の上限額は把握することができるのでこちらの図を目安に検討していきましょう。
ふるさと納税の仕組み
税金の控除を受けれるということで控除のための申請をしなければなりません。
申請方法は「ワンストップ特例」と「確定申告」の2種類があります。
ポイント
・ワンストップ特例
→確定申告をしなくていいパターン
「寄付自治体数が1年以内に5つ以内の場合」ワンストップ特例を利用することができます。
大まかな流れとしてはこちらの図のようになりますが一連の流れとしては
簡単な流れ
①自治体に寄付をする
②寄付金受領証明書と返礼品が届く
③翌年の1月10日までに申請書を送る(ワンストップ特例)
④来年の住民税が控除される
となっております。
申請書に関しては各ふるさと納税サイトにも詳しく説明がありますのでそれを見ながらやればほぼ間違いはないと思います。
ご参考までに
ふるさと納税ワンストップ特例制度について - ふるさと納税の「ふるさとぷらす」
ポイント
・確定申告
→読んで字の如く確定申告をしなければいけないパターンです。
確定申告をしなければならない条件と致しましましては
- 1月1日〜12月31日までに6自治体以上寄付された方
- ワンストップ特例の申請書が期限までに間に合わなかった方
- 医療費控除や住宅ローン控除、個人事業等で確定申告が必要な方
これからのどれかに当てはまる場合は確定申告をしなければなりません。
確定申告の流れと必要なものはこちらで説明しております。
特に医療費や住宅ローンの控除を受けている方はふるさと納税の上限額が下がる可能性があります。
そのような方は去年の源泉徴収票も参考にしながら1度詳しくお調べすることがお勧めです。
ちなみに確定申告はこちらから申し込むことが可能となっております。
確定申告をしなければならない方以外は5自治体以下に寄付をしてワンストップ特例で申請することをお勧めします。
ふるさと納税が「お得」な理由
ここが今回の内容で1番お伝えした重要なポイントになります。
何故ふるさと納税はお得なのか3つのメリットから紹介していきます。
ポイント
- 返礼品をもらうことができる
- 来年の税金が控除される
- 実質の手出しは2000円のみ
一つづつ紹介していきます。
返礼品をもらうことができる
ふるさと納税の1番の魅力なのではないでしょうか。
こちらは一例ではありますが返礼品の総合ランキングとなっております。
ここで示しているように食べ物が人気ですがその他にも日用品であったり体験チケットなども貰えることができます。
普段なかなか購入できないものをもらえるので生活の質が上がったり、日用品をもらえるので支出を抑えることができるので非常にお得です。
個人的には水やお米、トイレットペーパーなど日用品を中心に選んで支出を抑えています。
来年の税金が控除される
こちらもふるさと納税を行う上で大きなポイントです。
ふるさと納税の減税額の具体的計算方法を紹介 - らくらくBOSS|交通費精算・経費精算システムなど業務管理の総合管理ツール
こちらの図のように年収500万円の方が5万円ふるさと納税で寄付した場合
参考
①所得税:9.800円
②住民税:38.400円
合計:48.200円
こちらの金額が来年の所得税と住民税から控除されます。
特にサラリーマンの場合、税金に関して守る術があまりないのでふるさと納税のような誰でも税金から守ってくれる制度は非常に貴重です。
ただ、住民税に関してはふるさと納税を行った次の年の6月から反映されるのでいつの間にか減税されています。
その時期には会社から住民税の通知がくると思いますのでその際は確認してみましょう。
実質の手出しは2000円のみ
上記で説明したように返礼品と税金の控除を受けられることが最大のメリットとなっておりますが、実質払う金額は2000円のみとなっております。
こちらの図のように寄付金から控除額を引くと実質2000円の負担のみになります。
その為、上限額が7万円の方が5万円寄付した場合と上限いっぱいの7万円寄付した場合を比べると
参考
・5万円:控除額 約48000円=実質負担2000円
・7万円:控除額 約68000円=実質負担 2000円
となっております。
このことから自分の収入で控除できる上限金額ギリギリまで寄付することがオススメです。
正確な収入を知らないとぎりぎりまで寄付ができないので私の場合は上限額から−1万円くらいまで12月までに済ませます。
そこから年末調整が来るのを待って正確な収入がわかったところで最後の返礼品を選ぶという形で行ってるのでぜひ参考にしてみてください。
気を付ける点としてはワンストップ特例を利用される方は5自治体は超えないように注意が必要です。
ふるさと納税サイト紹介
実際にふるさと納税を始めるためには何かしらのふるさと納税サイトを経由する必要があります。
主なふるさと納税サイトと致しましては
メモ
- ふるさとチョイス https://www.furusato-tax.jp
- ふるなび https://furunavi.jp
- さとふる https://www.satofull.jp
- 楽天ふるさと納税 https://search.rakuten.co.jp/search/mall/ふるさと納税/
などを利用される方が多いです。
その中でも特に私がお勧めしたいのは「楽天ふるさと納税」になります。
オススメの理由と2019年に購入したものをレビューしておりますのでご興味があれば是非ご覧下さい。
楽天ふるさと納税を1番おすすめしたい理由はポイント還元です。
ふるさと納税で寄付しても楽天ポイントがつくので上手く活用すれば実質無料でふるさと納税を利用することができます。
さらに上手く活用するためには楽天経済圏を知る必要があるのでこちらもご興味があれば是非ご覧ください。
ふるさと納税は誰でも簡単にできる超お得な制度
今回は誰でも得をすることができる制度であるふるさと納税に関して今すぐ始めるべき理由を紹介させていただきました。
メリットと致しまして
ポイント
- 返礼品をもらうことができる
- 来年の税金が控除される
- 実質の手出しは2000円のみ
これに楽天ふるさと納税を利用して寄付することでさらにお得に制度を活用することができ実質無料どころか使い方によってはプラスになってきます。
そのため、まだふるさと納税をしたことがないという方はこれを機会に是非初めて見てください。
注意点と致しましては
注意ポイント
- ワンストップ制度を利用するなら5自治体以内
- 控除がある方は去年を参考にしながら少なめに計算
- 大体の上限額まで寄付して年末の源泉徴収票で上限ぎりぎりまで寄付
こちらを意識していればかなりお得に利用できる制度となっております。
お金を効率的に貯めるにはまず支出から減らすことが重要になります。
その中でもふるさと納税は非常に優秀な制度となっておりますので是非ご利用ください。
ふるさと納税の以外にもサラリーマンでできる節税方法をこちらでも紹介しております。
こちらもご興味がありましたらぜひご覧ください。